津山・岡山相続遺言相談室 MENU 津山駅車7分/無料相談実施中

0120-961-308

営業時間 平日9:00~20:00
(土・日・祝日応相談)

津山・真庭・美作(岡山県北エリア)の相続、遺産分割、遺言、相続放棄のご相談なら

相談事例

美作市

美作の方より相続についてのご相談

2023年03月09日

Q:遠方にある不動産はどのように相続手続きすれば良いのか、行政書士の先生に教えていただきたいです。(美作)

美作に在住の50代の男性です。80代の父が先日亡くなり、今は相続の手続きを進めているところです。
相続財産として、父が生前住んでいた美作の自宅の他に、地方に複数の不動産があります。話し合いの末、相続人にあたる母と私と弟の三人で不動産を分配し相続することになりました。
私は地方にある不動産を相続することとなったのですが、仕事が忙しく、なかなか現地まで赴いて手続きする時間を取れずにおります。やはり不動産相続の手続きは現地の法務局で行うしかないのでしょうか。現地に出向く以外に方法があれば教えてください。(美作)

現地へ出向かずとも、不動産の相続登記申請は可能です。

不動産の相続登記申請は、その不動産を管轄する各法務局でお手続きをしなければなりません。まずはお持ちの不動産の所在地を管轄する法務局を確認しましょう。法務省のホームページをご覧いただければ、法務局の管轄を調べることができます。

次に不動産相続手続きの申請方法ですが、必ずしも現地に出向いて行う必要はありません。3種類の方法についてご説明いたします。

1.窓口でのお手続き
現地に出向き、各法務局の窓口で手続きする方法です。窓口で申請する場合、平日に各法務局へ行く必要があります。

2.オンラインでのお手続き
パソコンを使用し、申請手続きをオンライン上で行う方法です。現在ではどの法務局もオンラインでの申請に対応しておりますので、遠方であっても申請手続きを行うことができます。オンラインで申請するには、ご自身のパソコンに「申請用総合ソフト」とインストールしていただきます。そして登記申請書を作成し、所轄の登記所に送信する流れとなります。

3.郵送でのお手続き
申請書のやり取りを郵送で行う方法です。現地へ行かず郵送だけで手続きが済みますので、移動の手間を省くことができ、旅費がかからず費用は郵送の切手代程度です。確実に書類を受け渡すために、簡易書留以上で送付することをお勧めします。また、返信用封筒を同封しておけば返送も郵送で受領することができます。
しかし、もし申請書に不備があれば差し戻されますのでご注意ください。たとえ小さなミスであっても、申請者ご自身で修正して頂く必要がございます。郵送でのやり取りが何度も発生したり、場合によっては申請自体をやり直すこともあるかもしれません。

相続のお手続きには厳格なルールがあり、慣れない方にとってはご負担に感じることも多いかと存じます。ご不安な点がありましたら、ぜひ一度津山・岡山相続遺言相談室にお気軽にご連絡ください。初回は無料でご相談いただけます。
不動産の相続手続きの他にも、津山・岡山相続遺言相談室では美作および美作周辺の皆様から相続全般についてのご相談を数多くいただいております。美作の皆様にお会いする日をスタッフ一同お待ちしております。

相談事例を読む >>

美作の方より相続についてのご相談

2022年12月02日

Q:相続の手続きが完了するまでにどのくらい期間がかかりますか?(美作)

私は50代の会社員です。美作の実家に暮らしていた母が亡くなり、現在相続の手続きを進めています。父はすでに他界しており、私が相続する遺産は美作の実家と預金くらいです。今は実家から離れて暮らしており、仕事もありますので、夏季休暇などでの帰省時に相続手続きを済ませることができたらと考えております。すべての手続きが完了するには、通常どのくらいの時間がかかるのでしょうか。(美作)

A:財産の種類により、相続手続き完了までのお時間は異なります。

相続の手続きが必要な財産として、一般的に、ご自宅の建物や土地などの不動産と、現金や預金・株などの金融資産があります。今回は、こちらの2つについてご説明いたします。
まずは不動産の手続きですが、被相続人の所有不動産の名義を相続人様の名義へと変更をする手続きになります。必要な書類として、戸籍謄本一式、被相続人の住民票除票、相続する人の住民票、遺産分割協議書、印鑑登録証明書、固定資産税評価証明書等の書類を揃え、法務局で申請を行います。こちらの手続きは、資料の収集に1~2ヶ月ほど、法務局へ申請してから2週間程で手続きは完了します。
また、金融資産のお手続きについては、被相続人の口座の名義を相続人名義へと変更、もしくは解約して相続人へと分配、といった流れになります。各機関によって多少内容が異なりますが、必要な書類は、戸籍謄本一式、遺産分割協議書、印鑑登録証明書、各金融機関の相続届等を揃え、提出をします。こちらの手続きは、資料収集に1~2ヶ月ほど、金融機関での処理は2~3週間程度になります。
その他、自筆の遺言書がある場合、行方不明の相続人がいる場合、未成年の相続人がいる場合などには、別途家庭裁判所への手続きも必要となることもありますので手続きのお時間はもう少しかかります。

美作にご実家のある方、美作にお住まいの家族が亡くなられた方の相続手続きはぜひ津山・岡山相続遺言相談室をご利用下さい。地域密着の専門家が丁寧に対応させて頂きます。まずは初回無料の相談会へとお越し頂き、お困り事をお聞かせ下さい。スムーズにお手続きが進むよう、サポートさせて頂きます。

相談事例を読む >>

美作の方より遺言書についてのご相談

2022年10月04日

Q:父の遺言書に母の署名もされていることがわかりました。連名のような内容になっていますが、これは遺言書として正しいものなのでしょうか。司法書士の先生にお話を伺いたいです。(美作)

美作市内の病院で闘病をつづけていた父が亡くなりました。生前に遺言書を残したという話は聞いていたので、母親と自宅の片付けをしながら遺言書の話をしていたところ、母もその遺言書に署名をしたと言い出しました。父の部屋にあった遺言書はまだ封がしてあり中は確認していないのですが、内容は父所有の美作市内の不動産と預金の分割方法についての記載あるとのことでした。2人で作ったといっているので、専門家の先生に相談をして作成したものではなさそうです。連名の遺言書というものを聞いたことがありませんので、この遺言書がそもそも法的な効力を持つのかどうかも不明です。この遺言書の取り扱いについて司法書士の先生にお話しを伺いたいです。(美作)

A:婚姻関係のあるご夫婦であっても、2名以上の署名がされた遺言書は無効です。

民法上、今回のケースは2名以上の者が同一の遺言書を作成することはできない「共同遺言の禁止」に該当します。ですから、婚姻関係にあるご夫婦であっても残念ながら今回のケースではお父様の遺言書は無効な内容と判断されます。

遺言書の特性として、「遺言者の自由な意思を反映させることを基に作成される」とされるため、複数の遺言者がいた場合そのうちの誰かが主導的立場にたち作成した可能性も否定できないため、遺言者の自由な意思が反映されていない、と判断がされることになります。

 また、遺言書の撤回という面においても連名では自由が奪われてしまうことになります。遺言書は、遺言者が自由に撤回することが可能ですが、連名である場合はそれぞれの同意がなければ撤回ができず、それは遺言者の意志を自由に反映させることになりません。これでは、個人の最終意志となる大事な証書に自由な意思が反映されず、遺言の意味を成しません。
そして、法律により定められている形式に沿って作成されていない遺言書も原則無効となりますので、自筆での遺言書を検討さてる方はご注意ください。

ご自身のタイミングで自由に作成することができるのが「自筆証書遺言」です。費用も手間もかからずに作成できますが、専門家への相談もいらずに手軽にできることにより法的に無効な内容になっている可能性がある、というデメリットがあります。もし、今後ご相談者様も遺言書を残そうとお考えでしたら、相続や遺言書に関する専門家の先生へと相談されることをおすすめいたします。 

津山・岡山相続遺言相談室では、美作にお住いのみなさまの相続の専門家として、相続手続きから遺言書の作成まで幅広く日々お手伝いをさせて頂いております。美作にお住いの皆様、ぜひ相続に関してお困りごとがございましたら、当相談室の無料相談をご利用ください。ご相談者様の最善策を専門家がご提案をさせて頂きます。

相談事例を読む >>